☆山・旅・諸々 ☆ 2018年2月号
☆山・旅・諸々 ☆
正月気分もまだ抜けきらない1月13日、学生時代の友人達と陣馬山に出かけた。
高尾駅からタクシーで登山口へ。森に囲まれた薄暗い道を1時間ほど歩くと、明るく見通しの良い広場に出る。透き通った青空に吐く息が白い。友人が広場の奥で何かを探している。近づいてみると、霜柱が凍って「氷の花(霜の花とも言う)」が出来ている。
12月~2月に見られるそうで、凍るほど気温が低く、土が凍らないほどの気温(土が凍ると根が水分を吸い上げられなくなるため)、雪が降っていないといった条件がそろった日にみられる、神秘的な現象なのだ。