LUCKY通信 2019年8月号 中古マンションが活況!

暑中お見舞い申し上げます  令和元年 盛夏

 新築住宅の価格が高くなりすぎたこともあって、中古住宅が見直されています。特にマンションは首都圏を中心に新築の高騰が続いていて、平均的な会社員では手が届かなくなっています。そのため、中古マンションに目を向ける人が増え、中古市場が活況を呈しています。

マンション価格が比較的落ち着いていた2013年までは、新築マンションの方が断然多かったのですが、その後の急激な価格上昇によって、新築マンションの発売戸数は大幅に減少しました。

それに対し、中古マンションは安定的に成約件数を伸ばし、2016年には中古マンションの成約件数が3万7,189戸になり、新築マンションの3万5,772戸を上回って関係が逆転しました。その後は新築マンションの価格上昇に歯止めがかかり、一方では中古マンション価格も上がってきたこともあり、新築と中古はほぼ同じ水準ながら、僅かに中古が多いという状態になっています。

その理由の第一は、新築と比べた中古マンションの安さでしょう。マンション価格上昇前の2012年の新築マンションの平均は4,540万円で、同年の中古マンションの平均は2,500万円でした。それが、2017年に新築が5,908万円まで上がり、中古は3,195万円で、その差は2,700万円以上に拡大しました。中古の割安感から、中古マンションに関心を向ける人が増えている訳です。

< 夏期休業のお知らせ >

下記の期間、休ませていただきます。

8月10日(土)~8月18日(日)

 

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