☆山・旅・諸々 ☆ 2019年5月号 足和田山

4月20日、雄大な富士の霊峰を目の前に仰ぐ1,355mの足和田山に登った。

「一本木」バス停から歩き始めると間もなく白い花をつけたこぶしの木が現れる。この辺は1,000m近い標高なので、周囲にまだ春の花は少ない。

登山口に大きな看板が有り、「富士箱根伊豆国立公園・東海自然歩道」とある。

ウグイスやミソサザイの鳥の鳴き声が爽やかに響く。

雑木林と赤松の中、木段の急登を繰り返し登ると富士山の雄姿が木々の間に垣間見え、右手には河口湖や西湖の青い水が眩しく輝いていた。

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